2014年12月14日日曜日

第二幕(2)

※ネタバレ注意です。

焼香を続ける九曜、その上に寝床で手紙を綴る男性の姿が浮かぶ。
対角線上に、天音が手紙を読み続けている。
静かで叙情的な場面。
九曜さんは、後ろ姿で分かりにくいですがはにかみながら「一夜草」の唄を一緒に歌っていました。 


担ぎ上げるほどの大きな飛行機を飛ばす(わりとよく飛びます)。
病弱な身体をおして、灯りが消えるまで手紙を書き続ける。手紙の相手への健気な恋心ですね。
 鳴り響いていた轟音がピタリと止む。ぞっとします。
 紙飛行機の形に折られていた手紙 

 天音から手紙を見せられるや、「緑の手紙?」と心あたりがあるように「模型のタカハシ」へ。
3人が扉を開けるシーン、好きです。

脱走兵の登場から怯えている天音ですが、
歌詞の一節からはっと気がついた顔で、人見の方向を見てこみ上げるように「ママ!」と言っています。

大事な水晶を捨てる
 




2014年12月6日土曜日

第二幕(1)

※ネタバレ注意です。
 歌いながらゆっくりとしゃがみ込むのが綺麗でした。
一幕の問題集と対を成すようにも見えます。

腕のたたみ方が猫の動作そのもの!


起き上がった天音の身体を掴み損ねる人見。右手をつかむ。
「なぜか橋の下」のフレーズが入る。 みゆきさんの低音がかっこいい!



チンピラさんの一人ひとりは覚えてません^^;
この美しい円陣が夜会らしからぬ感じで好きです

「生きている」シャッター街。怪しげな照明効果。

人見と天音が九曜を隠したりチンピラたちを蹴散らしたりなど、勧善懲悪な展開。演者の動きも楽しく、大好きな場面!
 豊洲天音プロ
祈りの姿勢。
初日ではイントロが鳴るなりわたしも周りの皆さんも一斉に双眼鏡構えてて謎の一体感でした

人見のように、水晶を携えたような手。
このときから頭の包帯に血が染みています。